「現代社会再学」第五回フォローアップ


まなび長屋参加者の皆様

おはようございます。講師の吉井です。
7/10日(水)のまなび長屋のご参加ありがとうございました。

第5回の講義で「アメリカンコーヒー」の由来(のうちの一つの説)について説明しました。あのあと美味しい珈琲を飲まれたかたも多かったのではないでしょうか?

□□□ 第5回目の講座の内容
5回目は「政治篇その2」ということで、法律・条約の役割・各国の政治体制について復習しました。

第5回目は「法の支配」「各国の政治体制」についての講義となりました。教科書の該当箇所は56-62ページとなります。
「自由権と所有権の関係」>自由権はその誕生当初から、所有権が中心だった!
「自由権の制限と社会権」>社会権は自由権により「自由になった人々による横暴」を防ぐために生じた「国家による自由」というスタイルを持つ!
「自由権と社会権のバランス」>どんなにすばらしい社会権を規定した憲法があっても、その運用を間違えるとやはり人権侵害が起こります。
「国際レベルによる人権の保障」>ローズベルトが提唱した4つの理念に基づいて、国際連合ができました。国連は人権保護のために多くの条約を結んでいますが、私たちの国日本では残念ながら批准していないものが多いという話をしました。

桑江さんがTwitterで実況ログをとってくださいっています。
http://togetter.com/li/532379
いつも感謝です!そして、桑江さんが教えて下さった体操については
http://ptkuwae.blogspot.jp/2013/07/blog-post_11.html?spref=fb
でどうぞ!いつも写真入りのまとめでとても分かり易いです。

また参加者のお一人狂咲狂さんが、まなび長屋での体験をシティエフエム都城の番組内で言及して下さっています。ぜひお聴きください。
http://www.ustream.tv/recorded/35702649

□□□ 第5回目の感想

ほかの方がどのように考え、感じたのか知ることができます。ぜひごらんください。
http://jurisprudence.cc.miyakonojo-nct.ac.jp/manabi/?p=142

□□□ 次回の内容について

第6回目は「日本国憲法」となります。
なかなかシビアな内容になりますが、憲法が争点となる選挙前ということもありますので、憲法を再学するきっかけになっていただければ幸いです。
もしお近くの方で「憲法の回だけでも参加したい!」という方がいたらお声をかけてください。

また次回はアンケートをとります。ずばり「このあと何を勉強したいですか?」
このまま経済篇に突入することも可能ですし、一旦ビジネススキル講座に戻そうというお話もあります。

参加できないかたはメールでご連絡ください。

□□□ あとがき

現在私は長野県の上田市に出張中です。上田市は真田幸村・真田十勇士で有名です。最近ではサマーウォーズという映画が、真田をモデルにした架空の陣内家の子孫という設定で作られました。そして都城と同じように廃藩置県後に「上田県」が作られたのですが、その後長野県に編入されて今日に至っています。
昨日はそんな上田市を4時間ほど歩き回ってきたのですが、なかなか開けていた町で、感心することが多かったです。もちろん、人口規模も都市圏近郊という異なった条件もあるのですが、都城との違いを考えさせられました。
35度という真夏日の中でしたが、とても楽しい一日でした。

※授業中に言及した文献
丸山眞男「現代政治の思想と行動」未來社
自民党による「日本国憲法改正草案」
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
産経新聞「国民の憲法」
http://sankei.jp.msn.com/pdf/2013/04/kenpou0426.pdf

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